MIKROKOSMOS DIARY

つれづれなるままかのままにっき

「11人いる!」

こりゃまた大御所の名作出してきやがったなこのやろうとお思いのことでしょう。

ご存知少女漫画の重鎮、萩尾望都様の超名作でございます。

私が紹介するのも恐れ多いんですが、紹介しちゃいます。

少女漫画初の本格SF作品として知られていますよね。
雑誌連載されたのはもう40年前。
別冊少女コミックに3回連載されました。

FC(フラワーコミックス)にはなっていなくて、小学館漫画文庫で全1巻です。

アニメ化は一応されてますが、TVアニメじゃなくて映画です。
連載3回ですから、TVアニメには短い。
でも、内容は超濃いですけどね!!

あと、NHKでTVドラマ化もされてます。
大好きだったのでワクワクしながらリアルタイムで見たのですが、
正直あんまり覚えていませんが今で言う原作レイプだと感じた記憶があります。
あくまでも私の主観ですけどね。
調べてみたら38年も前のことでした。覚えてないわけだ。

ストーリーは宇宙大学の入学試験の最終試験。
漂流中と想定された宇宙船に10人一組で乗り込み
53日間船内にとどまるというものだったのだが、
乗り込んでみたら11人いるというもの。

私の説明なんかより読んでください。文庫一冊ですから!


ところで、なんで今「11人いる!」なのかといいますと、
ひとつ前の記事の「氷菓」のキャラが漫研で、
文化祭でコスプレすることになって、
この「11人いる!」のフロルのコスプレをやるという件がありまして。
コスプレする今時の人がまず選ばないキャラとして
選ばれたのかなと思ってみてました。
摩耶花が今時のアニメオタクではなく
古き良き名作漫画を愛する漫画好きなのだと
分かる素晴らしいチョイスだと思いました。
他の漫研のメンバーが知らないのは納得しましたが、
福ちゃんが、「誰の装い?」に対する摩耶花の「フロル・・・」の答えに、
「フロルって、フロルベリチュリ・フロル?」と、
フルネームで返したのにはビックリしたよね。
男子高校生が40年前の少女漫画のキャラをですよ?
ほんと、こいつ何者だって感じ!

 

11人いる! (小学館文庫)

11人いる! (小学館文庫)